Golden Thorn Passの早朝ガイドウォークは、午前6時に出発する。目的地は決まっていない。その日の天気と、参加者の体力に合わせて、宮下 健太が道を選ぶ。
旧道とは何か ¶
江戸時代から明治にかけて、富士見町周辺には複数の峠道があった。現在の国道や県道が整備される前、人や荷物はこれらの道を通って移動していた。多くは今も残っているが、地図には載っていない。藪に覆われた部分もあれば、石畳が比較的よく残っている部分もある。宮下 健太は地元出身で、子供の頃からこれらの道を歩いてきた。
夏の早朝に歩く理由 ¶
夏の富士見町は、昼間は気温が上がる。標高1,200メートルでも、7月の昼間は25度を超えることがある。一方、早朝6時の気温は15度前後。霧が出ていることも多く、林の中は特に涼しい。夏の山歩きは、早朝に限る。午前中に歩き終えて、朝食を食べて、午後はゆっくりするのが、夏の2泊の過ごし方として理にかなっている。
ガイドがいることの意味 ¶
地図に載っていない道を一人で歩くのは、迷う可能性がある。宮下 健太がいれば、道に迷う心配がない。それだけでなく、道沿いの植物や地形について話してくれる。石畳の敷かれ方、苔の種類、木の樹齢。歩きながら聞く話は、宿に戻ってからも記憶に残る。
参加の方法と注意点 ¶
早朝ガイドウォークへの参加は、前日17時までにフロントへ申し込む。料金は1名3,500円。所要時間は約2時間で、8時頃に宿に戻る。朝食はウォーク後に提供する。服装は動きやすいもの、靴は運動靴以上(トレッキングシューズが望ましい)。雨天は中止するが、小雨程度なら催行することが多い。
早朝の旧道を歩いた後の朝食は、いつもより少し美味しく感じる。それは気のせいではないと思っている。